私たちは仮想化の流れに取り残された最後の人類です。仲の良かった同級生も、密かに想いを寄せていた先輩も、みんな自分のアバターを手に入れて仮想空間へと旅立ってしまった。
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この第3収容施設には、仮想化された延べ500万人の脳髄が管理されているそうです。これだけの人数の仮想化を行うためには膨大な電力を安定して供給する必要があり、そのための発電設備の建設を巡って黎明期には大きな社会問題が発生していたことを覚えています。
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「取り残された」と言いましたが、これは我々が仮想化の流れに最後まで逆らったということではありません。膨大の一途をたどった拡張空間はついにすべての人間を収容するための電力を確保することが出来なくなり、仮想化の出来る人間の「選定」が行われるようになったのです。
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人間を物理的な制約から解放するための仮想化が、その物理的な原因により進化を止めざるを得なくなったのは皮肉な話です。とにかく、そのような理由で「選定」からあぶれた人間は肉体を放棄する権利が失われ、稼働している収容施設に電力を根こそぎ奪われた世界で生きることを強いられました。
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かつて生活を豊かにするために築き上げられた文明社会は仮想化の流れと同時に崩壊を始めており、「選定」が行われた現代でまともに機能するとはとても言えない状態になってしまいました。復興のために声をあげる人もいましたが、それが民衆の心に届くことはついにありませんでした。
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多くの人はライフラインの潰えた世界で生きることを諦め、政府から支給された安楽死導入剤を摂取して自ら死を選びました。(ここで仮想化設備を破壊するレジスタンスの設定を入れてしまうとマトリックスになってしまうので別の案が必要)
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