ヘルマン・ヘッセ

@hesse1877_bot

ヘッセの文章を愛する管理人による趣味bot。主に小説の抜粋をランダムにつぶやきます。自ら厳選しているので更新はゆっくりめ。(2014.5.27開設) 2018.6.23 『流浪の果て』収録の短編『干草の月』より3つ追加。初期の名作です。

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  1. 10 分前

    彼は生涯のあいだ一度も愛を底の底まで体験し味わったことがなかった。この間の数日まではただの一度もなかった。あのとき、死んでいく少年の寝床で、あまりにも手遅れながら、唯一のほんとの愛を体験したのだった。(『湖畔のアトリエ』高橋健二訳 )

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  2. 9 時間前

    世界をそのままに、求めるところなく、単純に、幼児のように観察すると、世界は美しかった。月と星は美しかった。小川と岸は、森と岩は、ヤギとコガネ虫は、花とチョウは美しかった。(『シッダールタ』高橋健二訳 )

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  3. 12 時間前

    「……何が真実であるか、いったい人生ってものはどういうふうにできているか。そういうことはめいめい自分で考え出すほかはないんだ。本から学ぶことはできない。……」(『クヌルプ』高橋健二訳 )

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  4. 18 時間前

    雲は、あらゆるさすらい、探求、願望、郷愁の永遠な象徴なのだ。雲が、天地のあいだに、ためらいがちに、あこがれながら、また誇らしげにかかっているように、人間の魂も、時間と永遠のあいだに、ためらいがちに、あこがれながら、誇らしげにかかっているのだ。(『郷愁』高橋健二訳 )

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  5. 21 時間前

    こうやって一しょに立って、耳を澄ましていると、私は、はじめて友だちと並んで立ち、ふたりで、美しい、バラ色の雲に包まれた広い人生を見るのだ、という感じに胸がいっぱいになって、甘美な身ぶるいを覚えた。夕べの湖は柔らかい色彩の変化の戯れを始めた。(『郷愁』高橋健二訳 )

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  6. 12月8日

    「……ねえ、きみは、人生とは何か、喜びとは何かは、ぜんぜん知らないのだ! きみはついぞ希望を持たぬから、満足している!……しかし、恐ろしい状態だよ、ヨハン、それはたちの悪い腫れ物だ。そういうのができていて切開したがらないとしたら、卑怯者だ」(『湖畔のアトリエ』高橋健二訳 )

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  7. 12月8日

    ……世間いたる所で無数のものが青春の力を喜びながら歓呼する両手を生命の冠に向ってさしのべているのに、自分は哀れむべき詩人、夢想家にすぎないのだと感じた。その夢は最も美しい場合でも、はかないシャボン玉の光にすぎないのだ。(『春の嵐』高橋健二訳 )

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  8. 12月8日

    さきへ歩いていくうちに、画家は自分の怒りが冷たくなり消えていくのを感じた。……のんびり大またに歩いていくうちに、彼の目は、もやのかかった夕べの光の中にほのかに美しく横たわっている静かな景色に、感謝をこめてじっと注がれた。(『湖畔のアトリエ』高橋健二訳 )

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  9. 12月8日

    今彼は、一つのよい異色の制作の前にいるのを感じた。この制作では、……一瞬間が、自然の無関心ななぞのような存在と現象の中から、ガラスのような表面を突き破って、現実の荒い大きな呼吸を感じさせるのだった。(『湖畔のアトリエ』高橋健二訳 )

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  10. 12月8日

    こうして彼の道は、円形を描いて進んだ。 楕円形、あるいはラセン形、あるいは他のどんな形であったにせよ、直線形でないことだけは確かだった。直線は明らかに幾何学にだけあるもので、自然や生活にはなかった。(『ガラス玉演戯』高橋健二訳 )

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  11. 12月7日

    〈この文字のつづられた格子の奥で/盲目な衝動に駆られた世界全体が/縮小され、魔法で小さい記号に閉じこめられた形で現れる。/…/互いに似ているので、生の衝動と死、歓楽と苦悩が/兄弟となり、ほとんど見分けがつかない……〉(『ガラス玉演戯』高橋健二訳 )

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  12. 12月7日

    〈花がみなしぼむように、/青春が老いに屈するように、/一生の各階段も知恵も徳もみな、その時々に/花を開くのであって、永続は許されない。/…/およそ事の初めには不思議な力が宿っている。/それがわれわれを守り、生きるよすがとなる。〉(『ガラス玉演戯』高橋健二訳 )

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  13. 12月7日

    自分にとって重要な日が明けたのを感じ、私は周囲の世界が変化し深い関係をもっておごそかに待機しているのを見、かつ感じた。かすかに流れる秋雨も美しく静かで、厳粛に朗らかな音楽に満ちて祝日のようだった。はじめて外部の世界が私の内部の世界と清く諧音を発した。(『デミアン』高橋健二訳 )

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  14. 12月7日

    それにしても、雲や波の観察は人間研究より楽しかった。人間は、なによりもつるつるする虚偽のにかわで包まれ守られていることによって、ほかの自然と違うのだということを知って、私は驚いた。(『郷愁』高橋健二訳 )

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  15. 12月7日

    盛んな食欲と遊戯的な美食趣味を持つこんな陽気な子どもが、同時にみずから死を願う夢想家、ヒステリー患者だというのだろうか。意識的に冷静な心で私をほれこませ、彼女の奴隷にしようと欲する周到な打算家だというのだろうか。そんなことはありえなかった。(『荒野のおおかみ』高橋健二訳 )

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  16. 12月7日

    ……自分の小さい運命は何ら特別なものでも、残酷な例外でもないこと、彼が幸福だと見ていた人たちも、のがれがたい運命の支配を受けていることを、彼は突然さとった。(『ラテン語学校生』高橋健二訳 )

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  17. 12月6日

    ぞっと身ぶるいしながら私は、石と化した額を、こわばった巻毛を、耳たぶのあお白く冷たい微光をじっと見つめた。そこから流れ出る冷気は致命的で、しかも美しかった。奇蹟のようにひびき、震えた。それは音楽だった!(『荒野のおおかみ』高橋健二訳 )

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  18. 12月6日

    運命は親切でなく、人生はむら気で、むごく、自然には親切も理性も存在しなかった。しかし、偶然にもてあそばれるわれわれ人間の中には親切と理性とが存在するのである。私たちは、たとえ短い間だけであるにせよ、自然や運命より強くありうるのだ。(『春の嵐』高橋健二訳 )

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  19. 12月6日

    雲は戯れであり、目の慰めである。祝福であり、神のたまものであり、怒りであり、死神の力である。……雲は親切な天使のように、美しく、豊かで、恵み深いが、死神の使者のように、暗く、のがれがたく、容赦を知らない。(『郷愁』高橋健二訳 )

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  20. 12月6日

    孤立は独立だ。私はそれを望み、長い年月をかけて獲得した。それは冷たかった、ああまったくそれはしかしまた静かであった。星のめぐる冷たい静かな空間のように、驚くほど静かで偉大だった。(『荒野のおおかみ』高橋健二訳 )

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