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  1. 6月20日

    村田沙耶香『コンビニ人間』 他人に「普通」を押し売りされ、理解はできないものの、期待に応え「普通」を実践しようとする。社会に生きていく上で都合のよい「普通」の生き方と、相反する「コンビニ店員」としての自分。いったい何が人々にとっての「幸福」なのかを、問う。

  2. 3月30日

    フレイザー『金枝篇』 数々の文献や伝聞から描かれ、フィールドワークで確かめられたわけではない最初期の人類学の論文。肘掛け椅子の人類学、と断じるのには早計な、色褪せないパワーを、持つ。フレイザー自身の資料操作に関わるバイアスを含めて、解釈の海で、溺れるのだ。

  3. 5月2日

    中島らも『今夜、すべてのバーで』 「なぜそんなに飲むのだ」 「忘れるためさ」 「なにを忘れたいのだ」 「…。忘れたよ、そんなことは」 アルコール依存症の男が、夢と、現の世界を往来する。アルコールに溺れ、アルコールで倒れた中島の、傑作、幻覚小説。

  4. 4月11日

    酒見賢一『後宮小説』 「腹上死であった、と記載されている」 衝撃的な一行目である。史実に基づいた歴史小説と見せかけた、架空の素乾国を舞台とした空想小説。日本ファンタジーノベル大賞は、この第1回受賞作品によって、方向性を決定づけられたといっても過言ではない。

  5. 7月6日

    古山浩一『万年筆の達人』 万年筆のコレクターであり、万年筆を使った画家でもある古山が、万年筆のコレクターや売り手、そして職人たちに綿密なインタビューを重ね、主に戦後の社会と万年筆との関わり合いを描き、また現在における万年筆の立ち位置を、探る。

  6. 4月11日

    森見登美彦『太陽の塔』 一世を風靡する、森見のデビュー作。原点であり、京都を舞台とする森見ワールドが炸裂する、快作。元恋人を研究という題目のもとにストーキングする「私」と、彼を取り巻く人々の痛快で、マジカルな、幻想現実世界は、疾走感たっぷり。

  7. 5月29日

    レヴィナス『神・死・時間』 トイレのドアノブとして本棚に縫いつけられた『神・死・時間』。ヘーゲルやハイデッガのテクストを丹念に読み込み、哲学者終生のテーマである神と死、そして時間に対し取り組んだ集大成であるが「きっと誰も読まない」と思い、ドアノブとされた。

  8. 4月24日

    町田康『屈辱ポンチ』「けものがれ、俺らの猿と」 次々と不条理的な出来事が襲いかかる様を、町田康のダイナミックな文体で綴る。「シヴァ・カーリー・サラスヴァティ」と唱えてカレーにパワーを送るシィンを真似、眞踏珈琲店でもカレーの仕込み中にはいつもそう唱えている。

  9. 3月8日

    ねこぢる『ねこぢるうどん』 愛らしくて、素敵にチャーミングで、シュールレアリスティックで、そのくせグロテスクだったり。にゃー子とにゃっ太の夢か現か、或いはドラッグで飛んだ世界での小さな冒険は、ねこぢるワールド、全開。

  10. 6月14日

    野矢茂樹『「論理哲学論考」を読む』 論考が読めなくて困っていた私を助けてくれた、一冊。一行一行、丁寧に、バックグラウンドまでも解説してゆく、究極の解説本。「語りきれぬものは、語り続けねばならない」という野矢先生の言葉に、論理空間、悶絶

  11. 4月18日

    永井義男『江戸の糞尿学』 江戸のトイレは、糞尿が溜まると農村から派遣されてきた下掃除人によって買い取られ、下肥として畑を耕し、またその作物が江戸へと流通するという世界に類を見ないサブシステンスが確立していた。江戸のトイレ事情を様々な文献から考察する。

  12. 2月25日

    『ロシア人が日本人を落とすための日本語会話集』 説明などォォォォォォォォォォ… |眞踏珈琲店公式さんのTwitterで話題の画像

  13. 2月25日

    RT 『ロシア人が日本人を落とすための日本語会話集』 説明などォォォォォォォォォォオオオオオオオ…いらないィィィィィイイイイイイイッッッ!!!ンンンンンンンホォォォォォォォォォォオオオオオオオッッッ!!!♡♡♡ https:…

  14. 3月8日

    青山景『SWWEEET』 「まぁ、やり残したことや、やりたかった夢などはいっぱい残ってはいるけど『思い残すこと』はあまりないのだ。僕は、僕が生きた32年に、結構満足しているのだ」 そう残して生命を絶った青山景の傑作。満足のゆく人生を歩もうとする人々の、話。

  15. 4月24日

    ふみふみこ『めめんと森』 「生きてても死んでてもおんなじで 黒川さんになら殺されてもいいかなって ずっと いいかなって そう思ってました でも今は 一緒に生きていたいって そう思うんです」 死をみつめて、生を感じる、そんな、エロティック・ラブ・ストォリィ。

  16. 5月29日

    バンビス・スノーフラワー『失恋のおくすり』 眞踏珈琲店スタッフ超絶美少女 が失恋のおりに立ち寄ったヴィレッジヴァンガードで運命の出会いをした、一冊。失恋を克服しようと超絶美少女が折り続けた壮絶なドッグイヤーたちに…刮目せよ。

  17. 3月30日

    赤松憲雄『境界の発生』 かつて、社会には境界があり、橋や、辻で区切られ、そこには道祖神が立っていた。フラット化(グローバリゼーション)する社会にかつてあった、境界の発生を探る民俗学的思索は、実は平坦ではない、現代の境界を探る手掛かりを、我々に与えてくれる。

  18. 3月29日

    吉村萬壱『クチュクチュバーン』 異形へ移りゆく人類が、グロテスクに描かれる。しかしそこに在る風景は常に我々のそばに在るものだ。天変地異があり、殺し合いがあり、生殖活動があり、そして親子の愛情がある。異常と思えるその姿は、人間の生命のサイクルそのものなのだ。

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